🏔北八ヶ岳縦走1泊2日テント泊(青苔荘~山頂駅~雨池~双子池~大河原峠~蓼科山荘~蓼科山七合目) 2日目
北八ヶ岳 2020.10.03-04
八丁平(縞枯山荘前)をいく
朝は冷え込み、中々シュラフから抜け出せない。今日は渋滞を避けてのんびり帰る予定なので、明るいうちに蓼科山七合目登山口へ戻れればいいやと思っているせいもあった。
復路コース
それでも7時少し前にはシュラフを出て朝御飯の用意をするためにお湯を沸かす。寒いからテントの中で。アルファ米を食べるつもりが食欲がないので、持ってきていたパンを2、3切れ食べて珈琲を飲む。カップラーメンにしろ、粉末のインスタントコーヒーにしろ、山で食べたり飲んだりするものは、下界の何倍も美味しい。8時少し前にテントを畳んでいると突然雨が!しまった!グダグダしている場合ではなかった。家に帰ったあと乾かさなくてならないことを考えると憂鬱になった。
もののけの森
雨が弱くなり、パラつく程度になった8時30分頃に出発。白駒池をぐるりと回ってから北へ向かう。
白駒池
白駒池の見ると湖畔に紅葉が見られた。この時間からハイカーは沢山歩いている。軽装の方も歩いているので、周辺に宿泊したのではなく、駐車場から来ているのだろうか?
オトギリ平
麦草峠を越えて西下する。先ほどまでと違い、人の気配が消える。不気味なので熊鈴を鳴らして進む。
苔むす針葉樹をいく
このあたりも良い雰囲気の森であった。麦草ヒュッテから出逢ノ辻まで誰とも会わない。
五辻
出逢ノ辻からは緩やかな登り基調の道が続く。二組のハイカーとすれ違う。だんだんとガスが出て来て視界は無くなって来た。
森林浴展望台
展望台だが景色は真っ白で見えない。晴れていたら何が見えるのだろう?ここからは整備された木道中心となる。携帯の電波も入るようになる。
ロープウェイ山頂駅
10時30分頃八ヶ岳ロープウェイ山頂駅に到着。こんな天気でもそこそこの観光客が登ってきていた。ベンチに腰掛けてパンを一切れ食べて出発。縞枯山荘で何か食べられるかと思ったが、通過した時は無人であった。営業していたのだろうか?
雨池への林道をいく
縞枯山荘先の雨池峠から先は嫌な下りであったが、そこを過ぎると一旦林道に出る。木の葉も色づき始めている。15分程林道を歩き、雨池への下りのトレイルに入るがそこで派手に尻もちをついた。気をつけねば。
雨池
雨池には11時20分頃到着。この時期に雨池には水は殆ど無い。春先に来ると雪解け水で満ちているのだろうか?
雨池から双子池方面へ
雨池北岸から双子池方面へのトレイル。雨池を離れると人の気配が消えた。熊が出そうでなので派手に熊鈴を鳴らして進む。30分程歩くと林道に出る。林道を双子池方面へ登っていく。ようやく一人のハイカーとすれ違った。
双子池ヒュッテ
林道から双子池ヒュッテ方面への分岐で前方から来たハイカーと一緒になる。双子池にテントを幕営、いま蓼科山に登って戻って来たとのこと。蓼科山の天候も良くなかったようで、天気予報に裏切られたと言っていた。まさしく同感。
二子山山頂
双子山への登りは中々の急登。本日初めての本格的登り。途中ガスに包まれてポツリポツリと雨に降られた。レインウェアを着るほどの雨ではなく助かった。
大河原峠
双子山山頂から大河原峠まではあっと言う間であった。大河原峠には13時15分頃到着。数人のハイカーが駐車場の車に戻って来て帰る準備をしているようであった。私は展望の見込めない、雨が降りだしそうな天候の中、もうひと登りしなくてはならない。ため息がでる…………。残りのパンを食べて出発。
蓼科山への急登
このルートも何度も急登があり難儀する。3組のハイカーと恐らく山小屋の方2名とすれ違う。
佐久市最高標高地点
登り切ったこの辺りからは左から(南から)の吹上風で身体が冷やされる。基本的に緩やかな下り基調だが、なかなか蓼科山荘が見えてこない。
蓼科山荘
14時30分少し前に蓼科山荘へ到着。何か食べようかと思ったが、この時間帯は無人であった。あとは下るだけ。ここの下りは苦手な部類ではない。
蓼科山七合目登山口
来た道と同じこの区間は、目新しさも無いのでガシガシと降りる。15時少し回った頃、無事に登山口に到着した。
装備
ザック | スタウト 45 | グレゴリー |
テント | VL-16 | プロモンテ |
グランドシート | VL-14用 | プロモンテ |
シュラフ | アルファライト300X | イスカ |
シュラフカバー | エスケープライトヴィヴィ | SOL |
マット | コンフォートシステムエアパッド150 | モンベル |
枕 | コンフォートシステムピロー | モンベル |
ランタン | ミニランタン | モンベル |
ストーブ | ZIP | JETBOIL |
ボトル | クリアボトル0.5l | モンベル |
0.5L Tritan | nargene | |
救急セット | 救急セット一式 | ドイター他 |
ストック | ウルトラディスタンス | Black Diamond |
ヘッドライト | TH-031D | ジェントス |
ハンドライト | DM-031B | ジェントス |
雨具 上 | トレントフライヤージャケット | モンベル |
雨具 下 | ピークシェルパンツ | モンベル |
防寒上 | ライトダウンジャケット | 無印良品 |
防寒下 | ライトシェルパンツ | モンベル |
防風上着 | ライトシェルジャケット | モンベル |
上 | WICライトロングスリーブシャツ | モンベル |
ジオラインLS MWハイネックZIP | モンベル | |
スキンメッシュT | ファイントラック | |
下 | サポーテックライトタイツ | モンベル |
キャニオンショーツ | モンベル | |
手袋 | ダイソー100均DIYコーナー | ダイソー |
帽子 | メッシュクラッシャーハット | モンベル |
靴下 | オールウェザートレイルランパイル | Tabio |
シューズ | WildCat 2.0 | La Sportiva |
腕時計 | MZ-500 | EPSON |
【反省とメモ】
この時期になると、夏用シュラフ*エスケープライトヴィヴィでも若干寒さを感じた感じた。
帰りは布施温泉(佐久市布施1228)に寄ってひと風呂浴びて帰宅。渋滞も回避できた。
読書をしようとkindleを持ってきたが、ランタンの灯りでは字をかなり大きくしないと読めない…………。暗いところが苦手になるのも老眼のひとつらしい。