登っても走っても変われない

山登りやランニングの趣味を書き留めておき、老後、思い出に浸る為の備忘録

ULTRA-TRAIL Mt.FUJI 2019 <当日編③+まとめ>

UTMF 2019 2019/04/26-27
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大会本部からのメッセージ
 何とかサボらないようにと走れそうなところはゆっくりでも走る。少しすると先ほどまで一歩も走れなかったのにまた走れるようになっている。人の身体は不思議だ。遥か彼方の目標は夢や希望にもなるが、絶望にもなる。今は1km1kmを刻んでいかなくてはならないのだろうと思いながら走る。ウルトラはまさしく人生のようだ。富士急ハイランドの横を抜けるバイパスに出て、そこでコンビニに立ち寄る。身体が欲しているものは何か?と身体に聞くとツナサンドイッチのようなので購入して食べる。ツナサンド効果なのか、ロードから小倉山という小山を経由してくる頃には身体が動くようになった。復活にはジェルよりも固形物なのかもしれない。
小倉山を降りたところで、前を行くランナーが「中止になったのですか?」とスタッフに問い合わせていた。スタッフは「こちらには何も連絡は入っていない」と返答していた。本部から雷注意のメッセージが来ていたが……?しばらく走っていると本部から降雪のため距離短縮のメッセージが来る。次のエイドで指示に従えとも。

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忍野に向かう途中の富士山
 短縮ということは杓子山を通らないルートを設定するのか?現実的に今からではありえない。ということは、先ほどのランナーが言っていた中止、即ちその地点で到達したエイドで中止というのが安全性から言っても一番の選択肢か………そんなことを考えながら先を急ぐ。ここで歩いてしまったら次の関門時間に間に合わない。ロードから林道に入り登っているとき、雨がみぞれに変わった。周りの山々をみると白くなっている。更に富士山方面をみると麓の方まで真っ白になっていた。さすがにこれでは大会の続行は無理であろうと思った。

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A6忍野から富士山を望む
 山を登り切り、A6忍野まで残り3km弱。下りは案の定泥で滑り台状態の箇所が数か所。ここから歩いても関門には確実に間に合うので、無理しないで歩いて降りた。A6忍野には16時50分過ぎに到着。スタッフの方々から「お疲れさまでした」と声を掛けて頂き、このレースの終わりを悟った。先程までの雨が嘘のように晴れ間が垣間見えるようになり、富士山も頂きは雲に隠れているも雄大な姿を見せていた。100マイラーにはなれなかったが、勝山で止めなくて本当に良かった。

装備<スタート~A4精進湖

ラミースピンドライジップT ファイントラック
スキンメッシュT ファイントラック
Swallowtail Short ノースフェイス
レーニング パフォーマンスハーフタイツ C3fit
C3fitゲイター C3fit
雨具 上 トレントフライヤージャケット モンベル
雨具 下 ピークシェルパンツ モンベル
防寒上着 ライトシェルジャケット モンベル
ジオラインMW モンベル
防寒下 ロングタイツZIP ナイキ
スカイトレイルアームガード メスカリート
手袋 LIGHT TREKKING FINGERLESS GLOVE Berghaus
トレールアクショングローブ モンベル
帽子 ノーブランドCAP
夜間帽子 BUFFもどき フロストバイト参加賞
ゼッケンベルト ハセツネ参加賞
靴下 tabioレーシングラン5本指 Tabio
シューズ INFERNO XLITE 2.0 TECNICA
バック クロスランナーバック15 モンベル
ヘッドライト Ledlenser H7R.2 LEDLENSER
ハンドライト 閃 325 SG-325 ジェントス
背面灯 DOPPEL GANGER LEDバンド DOPPEL GANGER
救急セット 救急セット一式 ドイター他
腕時計 MZ-500 EPSON


装備<A4精進湖~A6忍野>

種別 品名 メーカー
ドラウトエアLSジップ ファイントラック
ハイブリッドパラマウントメッシュクルー ノースフェイス
Swallowtail Short ノースフェイス
ロングタイツZIP ナイキ
雨具 上 トレントフライヤージャケット モンベル
雨具 下 ピークシェルパンツ モンベル
防寒上着 ライトシェルジャケット モンベル
ジオラインMW モンベル
手袋 LIGHT TREKKING FINGERLESS GLOVE Berghaus
トレールアクショングローブ モンベル
帽子 ノーブランドCAP
夜間帽子 BUFFもどき フロストバイト参加賞
ゼッケンベルト ハセツネ参加賞
靴下 ナノバイト ZEROFIT
シューズ INFERNO XLITE 2.0 TECNICA
バック クロスランナーバック15 モンベル
ヘッドライト Ledlenser H7R.2 LEDLENSER
ハンドライト 閃 325 SG-325 ジェントス
背面灯 DOPPEL GANGER LEDバンド DOPPEL GANGER
救急セット 救急セット一式 ドイター他
腕時計 MZ-500 EPSON

反省・感想
・仕事とプライベートをしっかり分けないと、自分自身が楽しめないし、仕事で関係者に迷惑を掛けてしまう。今回のように怪しい時はきっぱりと諦めよう!

・見事に途中で心が折れてしまった。どんな時でも折れない心を育まないと駄目だ。自分から駄目だと言うのではなく、他人からもう駄目だよ、と言われるまで諦めない心を持つのが今後の目標かもしれない。

・大会が途中で中止にならなかったとしたらどうなっただろう?完走できたであろうか?山中湖きららまでは確実に行けたであろうが、その先はかなり怪しいものだ。実力的に100マイラーになるのは時期早々なのかもしれない。