登っても走っても変われない

山登りやランニングの趣味を書き留めておき、老後、思い出に浸る為の備忘録

第11回ハセツネ30K

11th HASETSUNE 30K 2019/03/31
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トレイル入口の渋滞

 今年もハセツネ30Kに参加してきました。故障なく完走を目指した小江戸大江戸でしたが、腰をかばい膝の内側を見事に故障。普段歩きの痛みが消えたので2週間後に山に行くも15km程で再発下山。でも3週間後には痛みもなくなり、このレースの1週間前には30km走っても問題なかったのですが、その帰り道によそ見をしていて足を捻って転倒。またもや左膝を痛めてしまいました。前日に3km程の軽いジョグでは痛みが出なかったので、去年よりはマシだと思い開きなおっての参戦です。

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荷物チェック
 始発で家を出ても会場に到着するのは7時30分頃。装備チェックの渋滞にはまる。今年は去年よりひどい。そういえばハセツネ本戦では山岳保険のチェックのみで装備チェックしていないような。

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スタート位置
 今回は家を出る時にあらかじめ着替えておいたので、装備チェック受付後は、服を脱いで、ゼッケン付けて、荷物を預けて、とスムーズにこなしたつもりが、並んでみると昨年とほぼ同じ位置。おおよそ1000~1200番くらいか………。目標は1000位以内なので、この位置でもしょうがない。タイム的には4時間30分は切りたいところ。昨年はスタート前にロキソニンを飲んで、後半のトレイルに入る所で痛みが出てしまったので、今回は最初からは飲まず、10km地点のトレイルに入る渋滞の時にロキソニンを飲む作戦。

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団子状態の序盤ロード
 道もそれほど広くないので、スタートしてもしばらくは団子状態。明らかに遅い人は抜かしていけるけれど、集団の中では流れに身を任せるだけ。毎年そういう人がいるけれど、コーンの外側を通って警備やスタッフに怒られるようなことはしてはいけません。サブ4前後の走力さえあれば1000位以内目標ならばそんなことをしなくても大丈夫です。

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この橋の先から
 本気を出すのはこの橋の先から!橋を渡るとコーンが無くなります。(写真撮影のためにコーンの外側に出てました。走ってませんので許してください)

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フラフラで辿り着いた渋滞
 橋を渡ってからは5分/kmのペースで黙々と走れる坂を登る。最初のうちは若干流れより速いかな?位ですが、5km手前あたりから周りのペースが落ちてくるのでどんどん抜いていける。でも今年は6kmを過ぎたあたりで苦しくなってしまい、早々と友人に追いつかれる。その後必死に食らいつくも、8km手前から徐々に離され、8.5km過ぎて視界から消えると同時に私の身体も心も切れて歩きが入ってしまう。フラフラになって渋滞にとりつくも、去年よりは後ろであることは明白。ロードを走る力は明らかに落ちているなと実感。昨年は渋滞まで止まらずに走りきれたのに……。

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峰見通
 トレイルに入ってからも所々で渋滞する。2000人以上の参加者は明らかに多すぎなのだろう。吊り尾根に入るまでは狭いので、渋滞箇所では、みんな行儀よく並びます。さすがマナーの良いトレイルランナー達。但しマリオいた場所は例外で「横から抜いていいよ」なんて奴が言うものだから、そこの登りはカオス状態に。来年はマリオいらない。

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醍醐丸手前
 トレイル区間は頑張る所ではなく周りの流れにのっていく所と自分に言い聞かせ、黙々と前の人についていく。たまに遅い人を抜き、たまに鬼速い人に道を譲り、行儀よく走る。今日は涼しくて絶好のコンディション。山の中のひんやりした空気が心地よい。最後の醍醐丸手前の登りは毎回苦しい。(東京八峰の時も)

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篠窪峠仮設登山口
 今年も順位を教えてくれる人は関門にいません。昨年よりは10分程早いタイムで関門通過。これはいいぞと思い、調子に乗って下りで飛ばしてしまう。頑張ってはいけないのに頑張った下りで抜かした人数はたった19名。橋を渡り再び盆堀林道に入り、登りに入った途端苦しくなり歩いてしまう。この時、電子数取り器?の音声で「65*」という数字を教えてくれる人とすれ違う。むむむ!650番代ならば、さすがにここから300人には抜かれないから大丈夫かな?と思ってしまい、完全に歩きモードになってしまう。昨年は膝痛とエネルギー切れで歩いたが、今年は心の弱さから歩く。それにしても、なんという心の弱さなのか………………

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林道から後半のトレイル入口を見る
 完全にだれてしまったまま、トレイルに入る。ここに来てもロードの下りを飛ばし過ぎた反動のせいか、力が全く出ない。そして左膝に懐かしい感覚が戻って来た。今熊神社からの激下りでついに膝に痛みを感じてしまう。ここはこんなに急だった?冷や汗を掻きながら歩いて下り、その激下りが終わればやっとまた走れるようになったが、今熊神社手前からは50人位抜かれたかもしれない。

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ゴール
 よく言えば力は出し切ったというか、実際は実力無さでへたばってしまったのだけれども、今年も何とか600番台で1000位以内にはいることが出来た。この大会、私にとってはやはり面白くない。でも来年はどうしようか?と言いながらまた出てしまうのかもしれない。きっとそうかも。

装備など

種別 品名 メーカー
ウィックロンクールジップT モンベル
スキンメッシュT ファイントラック
アシックス FT Racing Short アシックス
rxlゲイター RxL武田
靴下 ナノバイト ZEROFIT
手袋 手賀沼ハーフ参加賞手袋
雨具 上 トレントフライヤージャケット モンベル
雨具 下 ピークシェルパンツ モンベル
シューズ Excursion TR10 SAUCONY
バック TEMPO 5 グレゴリー
救急セット 救急セット一式 ドイター他
腕時計 MZ-500 EPSON

感想
 来年はどうしようか?