登っても走っても変われない

山登りやランニングの趣味を書き留めておき、老後、思い出に浸る為の備忘録

OSJ ONTAKE100 2018 <準備編>

OSJ ONTAKE100 2018

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2017年のスタート地点

 今年も、昨年、一昨年に続き、OSJ ONTAKE100(おんたけウルトラ)に出走します。もちろん100kmの部です。一昨年は大丈夫かなぁ?と恐る恐る出走した次第で、フラフラしながら何とか完走。昨年は14時間切りを目指しましたが、前半に襲われた酷い眠気に耐えきれず、早々と目標を諦めざる得ない状況に追い込まれました。でも、後半は天然エイド巡りをしながら、レース自体はそれなりに楽しんで走ることは出来ました。(天然エイドの呪縛にあいました♪)
 今年14時間切りを目指すには、まずは眠気を何とかしないといけません。眠気というのは、走る為の身体も心も両方持っていきやがります。彩の国でも酷い有様でした。今回は眠気地獄に対してどのような対策を打てるかが勝負の分かれ道です。ただ、眠気が抑えられても14時間切れるとは限りませんが……その時は練習不足が原因であることは明らかなので対策は簡単かと。

 「彼(眠気)を知り、己を知れば百戦危うからず」ということで、眠りについて知らなくてはなりません。ちょうど最近とある研修で学んだところによると、人間の眠りには三つのリズムがあるといいます。

※以下、聞き間違えてるかもです、すいません。

①約24時間周期のリズム(circadian rhythm:がいじつリズム)
 一般的に2:00AM頃が一番眠くなる24時間毎のリズム

 夜中0:00スタートのおんたけウルトラだと、2:00AM頃は16~18kmあたりで(私の場合)、登り終えて下り基調になる部分。眠くなるのは当然かな。

②約12時間周期のリズム(Circasemidian rhythm)
 生理的な覚醒サイクルであり、24時間で2回ピークに達する
 2:00AMに眠気がピークならば、2:00PMにも眠気の波が来る?

 研修では、逆に8時~9時、19時~20時頃は、最も覚醒している時間帯であり、眠れないのはあたりまえということでした。毎年、受付を終えて腹ごしらえして、車の中で少しでも眠ろうと頑張っているのが19時頃。「緊張して寝れないなぁ~」と思っていましたが、生理学上はあたりまえのことのようです。また、朝方までどんなに眠くても、三浦貯水池に降りてくる7時頃には目が冴えてくるのもこれが要因なのでしょうか。

③約1.5時間周期のリズム(Ultradian rhythm)
 人間の睡眠において観察されるレム睡眠・ノンレム睡眠の繰り返し周期をさす。個人差があるが約90分とされる。

 よく巷で言われている90分単位で眠りなさいという説の根底にあるリズムでしょうか。彩の国でメガシャキ効果がおおよそ90分で切れたのも関係があるのかな?

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2016年 前日の夕方

対策

2:00AM頃に眠くなるのは、正常な生理現象でしょうがないということのようです。
でも何か対策を立てて抗わねばです。

1)カフェイン抜きをする。
  私に効果があるかわかりませんが、その週はカフェインを取るのを控えてみる。でも珈琲大好きの私は我慢できるであろうか?しかも普通のお茶にも、ふつうにカフェイン入っているみたいです。普段の生活でカフェイン抜くのはかなり難しいかも?

2)缶コーヒー持って走る。
  カフェイン入りのジェルだけではなく、缶コーヒーをザックに入れて走る。眠くなったらグビグビ飲む。効きそう!

3)19時頃に無理に寝ようとするのをやめる。
  18時~21時頃を避けて寝ることにします。22時頃に寝たのはいいが寝過ごしてしまい、スタート時間を過ぎてしまうようなことは避けねば!