登っても走っても変われない

山登りやランニングの趣味を書き留めておき、老後、思い出に浸る為の備忘録

第66回勝田全国マラソン 参戦記②

スタートまで  2018/01/28

フルマラソンと10kmの部を併せて2万人を超える人が集う大会で、人が多くてびっくり。流れに沿って会場に着いて参加賞をもらい、荷物を預けるコインロッカーを目指しますが、位置関係がわからずおろおろ。スタッフに尋ねると親切に教えてくれました。コインロッカーに向かう途中、チキンラーメンと甘酒を無料で食べられる所を発見してご馳走になりました。

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コインロッカーに荷物を入れて、10時過ぎにスタートブロックに並びます。
私はDブロック、スタートラインまでどの位掛かるか解りませんが、なるべく前のほうで且つ陽のあたる場所に並びます。ゴミ袋ポンチョをかぶって、じっと寒さに耐える。

スタート~中間点 

かなり遠くでスタートの合図、でもしばらく動かない・・・それでも1分45秒位でスタートラインを通過、その後もしばらく道が狭くて、ペースがあがりません。右折してからようやく広い道で出ると、直線道路でかなり先まで見えます。すげ~人数だ!さすが1万人を超える大会だ。周りの声援もあってか、5kmまで4分40秒を切るペースで走ってしまう。脳裏に潰れる自分の姿が浮かび、それ以降は4分50秒前後のペースでひたすら我慢する。
15km手前でのアップダウンを過ぎても足は問題ないようだ。36kmまで我慢してスパート!ごぼう抜き作戦が現実味をおびてきた。昨日の風が嘘のように穏やかで走りやすいが、先ほどまで出ていた日差しが隠れてしまった。給水所では、給水とは反対側に寄って素通り。給水のストレスが無いのが非常に良いが、シンプルハイドレーションを2回ほど落としてしまった。固定の仕方を改善せねば。
中間点通過は1時間42分50秒位!予定通り完璧だ。

 

中間点~ゴール

25km地点は線路を渡る陸橋の上にある。陸橋を渡っても足に問題はない。水戸の時は25km過ぎてから身体が明らかに重くなったが、今回はまだまだ大丈夫だ。
30km地点通過。ラップは落ちていないが、余裕が無くなっているのがわかる。しかし壁ではない。35km手前、3回くらいアップダウンが続く。ここを乗り切ればいけるはずだ。登りでは、周りは皆辛そうだ。でも自分はまだ登れるようだ。4分50秒台を保持してアップダウンをクリアした。あと7km!・・・・しかし突然身体が重くなる。まるで突然背中に重りを載せられたかのようだ。これはヤバい。36km過ぎてスパートするというイメージがいとも簡単に消え去る。36kmからラップが5分を超え始める。心肺は大丈夫なのだが、足が動かない。脱水か?シンプルハイドレーションの残りの水を全て飲み干す。42kmで350mlは少なかったのか?(後で調べると、気温が低い勝田マラソンであっても少ないみたいです)
スパートなんて夢のまた夢。必死に腕を振って前に進んでいくしかない。加えて雪が舞う。かなり気温が下がってきている。私のスピードもどんどん下がる。35km手前のアップダウンで抜いた人に抜き返される。抜いていく周りのランナーは皆凄い。自分の力はこんなものだ。スパートなんかできる走力など私にはまるでない。そんなことを思いながら必死に腕を振ってゴールした。なんとかギリギリ3時間30分切ることができたが・・・

 

まとめ

 

ゴール後、感じたのは次の二つです。
「ギリギリ目標達成できてよかった、後半あきらめなくて本当に良かった。」
「フルマラソンはやっぱり辛い・・・もう当分出るのは止めよう!」

佐倉健康マラソン、現時点で出場する気持ちは湧いてきません。
翌週、ハセツネ30Kもあるし。