登っても走っても変われない

山登りやランニングの趣味を書き留めておき、老後、思い出に浸る為の備忘録

🏔白馬岳(栂池高原ルート往復)1泊2日テント泊 1日目

2021/08/07-08 Mt.Shirouma
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小蓮華山への稜線から白馬大池/山荘、遠くに日本海を望む
 テント担いで山へ行こうと思っていた8/7~9の3連休。台風接近で天気予報が雨に変わった……。アルプス八ヶ岳方面も軒並み悪天候予報。天気予報を眺めながら悶々と日々を過ごしたが、雨の確率はあがるばかり。さらに接近する台風10号のほかに台風9号も後ろからやってくるようで、さすがに詰んだかと思った金曜日。台風の進路が南寄りになった関係で日本海に近いほうの山の天気をみると白馬岳あたりは何とかなりそうな天候であることを発見!白馬頂上宿舎のテント場の予約も取れたので白馬岳に行くことにした。

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1日目ルート
 ルートは栂池高原からゴンドラリフト、ロープウェイを乗り継ぎ、標高1800mまで楽して移動。栂池自然公園駅から白馬岳を目指すコース。深夜1時に家を出て栂池高原へは6時過ぎに到着。道中、2013年に参加した白馬国際トレイルランで宿泊した施設が営業していないのを見て、とても寂しい気持ちになった。栂池高原も閑散としてる。コロナ本当に最悪だ。

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栂池ゴンドラリフト「イヴ」
 麓は快晴。しかしゴンドラリフトで雲の中に突入。リフトからロープウェイへの乗り継ぎ地点もガスに覆われていたが、ロープウェイの終点である自然公園駅に着くと青空が広がった。

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栂池ヒュッテ
 ゆっくりと出発。今日の行程はとてもゆとりがあるのでのんびりと進む。晴れわたったのはいいが暑い。途中で日焼け止めを塗りなおした。

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天狗原から進行方向を望む(乗鞍岳方面)
 高山植物の宝庫らしく、そこら中に花が咲いている。花の名前は全くわからない。少し知識をつければ登山がより楽しくなるのかもと思った。

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雪渓
 このルートは雪渓なんて無いと思っていたら出現。チェーンスパイクさえ持参しておらず焦ったが、ゆっくり進めば問題ないレベルであった。

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白馬大池
 乗鞍岳を過ぎてガスが晴れると白馬大池が眼前に現れた!今日も来て良かった!大池山荘までの道のりで、ソロで歩かれていた年配の女性ハイカーに道を譲った時にその方も「この世にこんな美しいところがあったなんて、本当によかった」とおっしゃっていた。

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白馬大池を振り返る
 白馬大池を過ぎてからは、だんだんとガスが出て来て遠望が望めなくなってくる。

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小蓮華山への稜線
 小蓮華に近づく頃には遠望が無くることが多くなった…………。

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三国境から雪倉岳方面
 時たま、さっとガスが晴れて絶景が一瞬顔を覗かせる。雪倉岳方面を見て、いつかここから日本海まで歩いてみたいと思った。

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白馬岳山頂方面
 白馬岳山頂はガスで覆われていて、景色は何も見えず。

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 頂上宿舎
 12:45頃頂上宿舎に到着。その時点でテントは7~8張程度しか張られておらず、平坦な良い場所に設営することが出来た。

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18時頃のテント場
 その後、宿舎の食堂でカレーうどんと生ビールを注文。完食後、自動販売機で500mlスーパードライを買って、テントの中で暇すぎる時間を十分に満喫した。