くだまつ笠戸島アイランドトレイル2019~前半
Kudamatsu Kasadojima Island Trail 2019 2019/02/10 ~part1
本浦エイド(26km付近)を望む
2月10日『くだまつ笠戸島アイランドトレイル2019』へ参加しました。今まで参加した一番遠い大会は奥三河パワートレイルか白馬国際あたりですが、田舎(実家)から遠くないので地元で走っているのとさして変わりません。なので、今回が初めての本格的遠征です。色々と大変なところも、困った時のスタッフの暖かい対応も、遠くから来ているからこそ身にしみるのかもと思いました。関東周辺の大会に遠くから来られる方々の苦労も少しは体験することができました。そして何といっても楽しい週末を過ごすことが出来たのが収穫でした。
(写真多いので前半後半と分けました)
大会プロデューサーによるブリーフィング
前日2/9土曜日に東京を出るも、その時東京は物凄い寒さ。山口は大丈夫か?とかなり心配したが、下松市笠戸島は天候に恵まれた。前日は徳山へ宿泊、当日下松駅で電車を降りて改札を出るとスタッフが居てシャトルバスまで誘導して頂く。どこから発着するのか見当もつかなかった私は非常に助かった。(7:10発のマイクロバスに乗りましたが、一台だけでなく何本も出してくれたようです)
大会会場の笠戸島ハイツから見える海上遊歩道と笠戸島家族旅行村
会場に到着して受付を済ませ、控え室で準備をしながら、短パンにするかロングタイツを履くか最後まで悩む。寒がり症なので海風で凍える姿が頭に浮かんでしまい、ロングタイツを選択。結果的には短パンで全然良かった。
スタート地点
私はロングコース、A組なので8:30スタート。
今日の作戦は
①コースの景色を楽しみ、老後の思い出の為に写真を惜しげなく撮る。
②エイド毎の名物を全部馳走になり、エイドを十分にたのしむ。
③コースに出たらサボらずに頑張る。の三点。
せっかく遠くから来たのだから楽しまなくては。
普通に並んだら結構前の方になってしまう。こんなに前なんていつ以来だろう?大会名誉顧問の山口県知事の号令でスタート。この大会は県知事まで来るのか?何て凄い大会なんだ!とかなり驚いた。(何と、来ただけでなく、ゲストランナーを兼ねてショートコースを走り完走したようです)
海上遊歩道(プロムナード)をゆくトレイルランナー
スタート後少しロードを走り、一旦海まで降りて海上遊歩道(プロムナード)を走る。これは大会ホームページの過去の写真で見た所だ。思わず写真を撮る。
家族旅行村入口の恐竜
その後ロードをに戻り、恐竜の所を通って登りに入る。登りながら景色を数枚写真に収める。素晴らしい景色だ、ほんと来て良かった。
最初の登りから下松方面を望む
トレイルに入ると容赦ない登りが待ち受けていた。周りは黙々と登り下りもガンガン攻めている。私も流れに飲み込まれて、写真を撮ろうにも撮れない。これはきっと前の方に居すぎてしまっているみたいだ。やばい作戦①が守れていない!
白浜エイド(約7km地点)
白浜エイドに到着。ここでは「来巻元気ポタージュ」を2杯。「月でひろった卵」「磯もなか」を完食。
高壺山へ向かう途中で見た海
前半のコースは尾根道を行っている筈だが、大部分の区間ではコースからは海は見えない。しかし、ところどころ展望が開ける場所では美しい景色を見ることが出来る。
高壺山へ向かう途中にある高角砲陣地の待避所跡
高壺山へのコースの途中には、戦時中にあった高射砲陣地の遺構が見ることが出来る。他に赤レンガの指揮所跡の脇を通ったりもした。
尻高山あたりのコース
コースは細かいアップダウンが繰り返される。そして時たま現れるのが急坂と直登に近いロープ場。前日の雨により場所によってはロープを握らないと滑ってしまうような場所もあった。細かいアップダウンはあるものの、急坂を除けば全体的に走れてしまうコースでもある。まだ12、3kmだというのにこんなに走りっぱなしでよいのかと不安に感じた。
林道を出て深浦の港を望む
尻高山を越えてしばらく下ると林道に出た。林道に出てから何か腰に違和感を感じる。いや違和感というよりは痛みのようだ。トレイルでは感じなかった鈍い痛みが一歩一歩走るたびにじわりと攻めてくる。ヤバい。腰痛は全く想定外だ。どうしようかと思いながら走っていると林道も終わり深浦の港が見える。
旗を振って応援を頂く
向こうの方で旗を振って応援している方々が見える。漁師さんなのだろうか?力強い応援とハイタッチで腰痛なんて気にしていられなくなる。エイドを訪れる度に、この大会は地元の方々がみんな一緒に盛り上げようとしているのだと感じる。こういう大会は大好きだ。だから今日は応援される有難みが心から感じられる。次のエイドでは何を食べようか^^